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こんにちは!理学部4年生の山寺です。

 

2019年ももう終わりですね。

 

みなさん、今年はどんな一年を過ごされたでしょうか。

 

私はいま、卒論に追われながら

この記事を書いています。ひーー。

 

(しかもFLATになって初めて!)

 

そして無事に卒論を提出できたら

4月からは仙台を離れることになります。

 

今年5月に就活を終えて

仙台を離れることがわかってから

入学当初は新鮮だった仙台の景色

4年間いつも歩いていた道でさえも

どこか懐かしく感じるようになりました。

 

今回の記事では自分の学生生活の懐古も込め

未だ見ぬこの地に想いを馳せる読者へ

仙台の紹介をしようと思います。

 

といっても、ひとつだけ。

仙台のメインストリートである

『定禅寺通(じょうぜんじどおり)』です。

 

 

ご覧のようにケヤキの大樹が立ち並び

西公園と勾当台(こうとうだい)公園の間、

約700mを結ぶ大きなストリートです。

 

車道の間には歩道もあり

この大きなケヤキ並木の緑を

全身に感じながら歩くこともできます。

 

通常時、人はあまりいないので独り占めできます。

楽しい。わはは。

 

 

 

 

 

そしてこのメインストリートは

仙台に暮らす人たちの文化とも

深い関わりがあります。

 

それは四季折々のイベントの多くが

ここ、定禅寺通で行われているからです。

 

新緑に覆われた初夏には

『仙台青葉まつり』が行われます。

 

色とりどりの衣装に身を包んだ

踊り手たちがお囃子に合わせて

『すずめ踊り』という

伝統的な民衆舞踊を踊り

このストリートを練り歩きます。

 

見ているだけで踊りだしたく

なってしまう楽しいイベントです。

 

ケヤキの葉が色づく秋には

『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』、通称ジャズフェスが行われ

ジャズだけにとどまらないさまざまなジャンルの

歌や音楽がこのストリートを包みます。

 

 

そして葉が枯れ落ち

雪の舞う今の季節には

総数60万球ものLEDライトが

ケヤキの木に巻き付けられ

仙台の暗夜を煌々と照らします。

 

『SENDAI光のページェント』

というイベントですね。

 

クリスマスなんかは

特にたくさんの人が来ます。

 

みんな略して『ヒカペ』と呼びますが

私はさらに縮めて『ペ』と呼んでいます。

 

今年も『ペ』の季節だなあ、とか。

ちょっとかわいい。

 

 

他にも小さい音楽祭や

コーヒー、パンの屋台販売などが

週末を中心に定禅寺通に展開されています。

 

このように定禅寺通では一年を通じて

多様で華やかなイベントが開催されているんです。

 

 

 

 

 

ここで、どうして定禅寺通を

紹介したかという話をすると

私がこの大学生活で長く続けていた

アルバイト先がこのストリートにあるからです。

 

なんとなくこの定禅寺通の景色が

好きで始めてみたバイトですが

気づけば4年生になるまで続けていました。

 

バイト先はこの定禅寺通のイベントで

混み具合が左右されます。

混む時間帯のシフトに入ると

本当に忙しくてしんどいです。

翌年はもうシフトに入らないと

神と店長に誓います。アーメン。

 

ですが働きながら、ドアの隙間から

流れ込んでくる音楽が聞こえてきたり

道往く人たちの楽しそうな顔が

垣間見えたりすると

自分が今まで暮らしてきた地元とは

違う時間が流れているんだ、

ということを再確認します。

 

もちろん大学生活の勉強、部活などの他の場面も

小さな刺激や驚きに満ち満ちていましたが

仙台という街の文化の多様性を

直接、肌で感じることができたのは

このアルバイトをしていたおかげかな

と思っています。

 

 

 

 

 

はじめは何でもなかった場所が

そこでの経験、人との関わりを経て

大切な場所や思い出へと変化していきます。

 

みなさんにそんな『場所』はあるでしょうか?

 

私にはたくさんあります。

卒業を目前にしてみると

脳裏にいろんな景色や

人の顔がよみがえってきて

仙台での残り少ない日々を実感します。

 

そんなこんなで卒論が手につかない。

やばいやばい。

 

△青葉山からの夜明け

 

 

 

 

 

さて、このブログがアップされるのは

ちょうど年末でしょうか。

 

仙台では年越しを定禅寺通でする人も多いんです。

 

先ほど紹介した『ペ』のライトが

年を越す数分前に消えて

新年の幕開けとともに再点灯されます。

 

これを見に、クリスマスと同じくらいの

人だかりができます。

(バイト先は鬼のように混みます。)

正直たいしたイベントではない。点いてたライトが消えて点くだけなのにね。

 

これもひとつの仙台の『文化』ですね。

 

来年以降、東北大学に入学するかもしれないみなさんは

せっかく東北大学に来るのであれば

仙台という街の文化に

たくさん触れてみてほしいです。

ぜひいろんな『仙台』を感じて、経験して

自分の『場所』をつくっていってもらえるといいな、と思います。

 

 

 

 

 

受験勉強や新生活準備など

いろいろあると思いますが

体調に気を付けて

よいお年をお迎えください。

 

地元での残りの生活も

楽しんでくださいね。

 

それでは!

 

△朝の川内キャンパス

 

 

 

 

 

そしていつか

杜の都 仙台は

ふるさとに なって行く

 

―――東北大学校友歌『緑の丘』小田和正 より