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みなさんこんにちは!

今回ふらっとブログを担当するのは、工学研究科修士2年の木舩一輝です。

今回のテーマは「就活体験記」ということで、僕が経験した就職活動について紹介していきます。

就活の話に入る前に僕の簡単なプロフィールを・・・

  • 所属:工学研究科航空宇宙工学専攻
  • 就活開始時期:大学院1年6月
  • 志望業界:コンサル、人材
  • 出身:山口県
  • 趣味:読書 / 映画 / ラジオ

それでは大学院生の就活事情について見ていきましょう!

就職活動っていつ始める?

「就活就活」っていうけれど、具体的にはいつ頃始めればいいの?という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

プロフィールにも書きましたが、僕が就職活動を始めたのは大学院1年の6月でした。始めた、といってもオンラインの合同説明会に参加しただけで、何の知識もないところからのスタートでした。そもそもどんな業界があるか?どんな業種があるか?インターンに参加するにはどうすればよいか?

そこで初めて知った企業や、もともと名前だけは知っていた有名企業、直感で面白いと感じた企業に何社かエントリーして、インターンの選考を受け始めたことが就活のスタートでした。

「6月」と書きましたが、これは自分の周りでは割と早いほうで、僕の友人だと秋口や年明けから就活をスタートさせた人もいました。

大学院の生活も最初は研究と授業の両立が大変なので、就職活動は大学院生活に慣れてきたころから少しずつ始めていくのも良いと思います。

選考ってどんなものがある?

就職活動では、インターンやその後の本選考を受けていく中で、いくつかの選考を受けていくことになります。ここでは選考にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

エントリーシート(ES)

まずはエントリーシートの提出を課す企業が多かったです。

エントリーシートの内容は学歴や所属など基礎的なことから、「学生時代に力を入れたこと」「志望理由」などといった学生の想いや考えを問われる設問まで幅広いです。

僕はアルバイトのエピソードや研究内容について書くことが多かったのですが、背景の異なる相手にしっかりと要点を伝えきることが難しかったです。自分で書いた内容を友人や先輩に添削してもらって、より分かりやすい文章にしていくことが重要です。

複数の会社にエントリーしていると、締め切りを忘れていてギリギリで提出するなんてこともあるので、計画的に進めることも大事ですね・・・。

WEBテスト

エントリーシートの選考を突破した後はWEBテストが待っています。

WEBテストはパソコンを使用して受検する適性検査で、「SPI」「玉手箱」「TG-WEB」など多くの種類が存在します。国語的能力を問われるもの、四則演算をいかにはやく処理できるか、パズルを解くようなものなど幅広い問題が出題されました。

企業ごとに採用している試験が異なるので、個別に対策する必要があるのですが、この試験を突破するには何度も繰り返し問題を解くことで少しずつ問題の種類や傾向をつかんでいくことが重要だと思います。

グループディスカッション(GD)

与えられたテーマに関して他の就活生と議論を重ね、ひとつの結論を導いていくグループディスカッションが選考の中で設けられることがあります。

提示されるテーマは幅広く、「日本の首都を移転するにはどの都市にするか」といったものから「リーダーに必要な3つの要素は何か」というような自由に議論できるものも提示されます。

選考だと思うと自分の意見を伝えたくなりますが、自分の発言ばかりでは自己中心的な人間だと思われてしまいます。かといって、和を乱さないようにひっそりとしていても選考官の目に止まりません。背伸びをしすぎずに、自分の得意な役割や立ち回りを見つけて、グループで良い結論が出せるように貢献していく姿勢を見せていくことが選考突破につながると思います。

面接

選考が進んでいくと選考官との面接が設けられます。

面接では志望理由やこれまで力を入れてきたことを直接面接官に伝える必要があるので、正直めちゃくちゃ緊張します。慣れるまでは自分が今何を話してるのか分からなくなることも多々ありました。

面接にはオンラインで実施されるものと対面で実施されるものがあります。特にオンラインでは面接官のリアクションが薄くなってしまうので、しっかりと自分の伝えたい内容が伝わっているか確認しながら面接を進めていくことを意識していました。オフィスに行って受ける面接は、オンラインよりもさらに緊張しますが(役員や社長との面接も多いので)、実際に会社を訪れることで働くイメージをより鮮明に持つことができました。

大学生協で提案しているサービス / 商品

ここからは東北大生の就職活動を支援するために大学生協が提案しているサービスや商品について紹介していきたいと思います。

OfferBox(オファーボックス)

数ある企業の中から自分にあった企業を見つけるのって大変ですよね。OfferBoxはいわゆるオファー型の就活サービスで、自分のプロフィールを読んだ企業からオファーが届き、選考が始まります。オファーが届く企業の数は非常に多いので、今まで自分が知らなかった魅力的な企業にきっと出会うことができます。

SPIの森

SPIの森とは、先ほど紹介したWEBテストの対策を行う問題集です。理系の皆さんは某大学受験の参考書を思い出すのではないでしょうか。WEBテストでよく利用される4種類のテストを網羅的に学ぶことができるので、WEBテストの対策を始めるのにピッタリの一冊となっています。

オンライン就職活動スターターセット

オンライン面接での好印象は環境を整えることで「つくる」ことができます。

パソコンを用いてのオンライン面接だとどうしても表情が暗くなり、カメラの位置が低いので相手を見下ろすような画角となってしまいます。そこで、リングライトを用いて表情を明るくすることや、パソコンスタンドでカメラの画角を変更することで、相手にポジティブな印象を与えることができます。

外部接続のマイクを使用することで、面接官に自分の声をよりクリアに伝えることができます。

慣れないオンライン環境での面接だと思いますが、こんな風に面接環境を自分で整えることで、面接官に好印象を抱いてもらうことができます。

まとめ

選考対策や研究との両立など、就職活動は大変なことも多いですが、実際に働かれている社員の方の話を聞くことができたり、自分の将来についてじっくりと考えられる貴重な機会だと思います。就職活動が始まるのはまだまだ先だと思いますが、少しでもイメージをつかんでもらえれば嬉しいです。

これからも大学院での生活の様子を発信していくので、ぜひ研究の合間にチェックしてみてください!