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受験生、そして新入生のみなさん、こんにちは!
今回は現役東北大生の新生活サポートセンタースタッフが冬の仙台の気候について紹介いたします!

 冬の仙台といえば何といっても雪ですね。仙台では12月から3月の初旬にかけて雪がみられ、街全体が白銀の世界に包まれます。筆者は関東出身なので雪を見るたびにワクワクしています。仙台での生活が長くなってくるにつれてだんだんと雪にも飽きてきましたが……。

 今回の記事では東北大生と雪のかかわりについて次の3つのポイントに絞って紹介していきます。

受験当日の降雪を乗り越えるコツ

 ここ数年は受験日当日にも降雪がありました。関東や関西出身の受験生はこのときに東北大学が雪国であることを痛感します。そして寒空の下で故郷から携えてきた参考書を開き、これから続く2日間の試験に思いを馳せるのです。

 筆者が受験生だった年の試験日当日にも雪が降りました。工学部の私の試験会場は東北大学川内キャンパス。地下鉄の混雑を避けて、私は試験が行われる数時間前に会場に移動しました。試験会場に到着した当初はまだ雪も降っておらず、私の周りには参考書を開いて試験前の最後の復習を行う受験生が溢れていました。

 試験開始の1時間ほど前になると雪が降り始め、冷え込みが一段と強くなっていきました。天気が悪くなるにつれ、段々と不安感も増していきます。それでもくじける必要はありません。不安なのは周りの受験生も一緒です!

 これから東北大学を受験される皆様は脱ぎ着のしやすい上着を持ってくることをおすすめいたします。会場の外はもちろん厚着が必要ですが、会場内は想像以上に暖かく、自分で体温調整ができたほうが便利です。カイロなどの持ち込みもおすすめです。かじかんだ指先を温めるのに役立ちますよ!

雪の日の通学、東北大生のリアルな声

 東北大生にとって雪の日の通学は試練とも言えます。単に寒いというだけではありません。東北大学周辺は坂道が多い地域で、積雪や凍結で足元が滑りやすくなります。実際に転倒してケガをしてしまう学生も多いようです。

 そんな雪の日には通常の通学時間よりも早く家を出るのが鉄則です。自転車や原付で通学している学生は徒歩で通学することが多くなり、通学時間もまた、長くなります。普段からバスや地下鉄を使って通学している場合でも、運行の遅れや混雑を見越して早めに行動することが求められます。特に1限から講義が入ってしまっている場合は通学ラッシュと重なってしまうこともあって非常に混雑します。

 このように、大半の東北大生は降雪のある日には自転車や原付を避けて通学します。しかし、なぜか雪の日に自転車の利用に挑戦してけがをしてしまう東北大生もいるようです。

スキー場で冬を満喫!

 例えば宮城県白石市にある宮城蔵王白石スキー場や宮城県大崎市にあるオニコウベスキー場などです。どちらも温泉地が近くにあるスキー場として有名ですね。仙台市内の年間降雪量は約60cmと積雪量は他の東北地方と比べて少なく、雪が積もる日は限られています。そこで、スキーの好きな東北大生は新鮮な雪を求めて郊外のスキー場にレンタカーで向かいます。ここからは仙台の冬を知る一東北大生として、先ほど述べた中で筆者がもっとも気に入っているオニコウベスキー場を紹介したいと思います!!!

 仙台中心部から車で約3時間の距離にあるオニコウベスキー場は初級者から上級者までレベルに合わせて楽しめる複数のゲレンデを備えており、近くの温泉地である、鳴子温泉と併せて旅行におすすめのスポットとなっています。初心者用のゲレンデから新雪を楽しめる未圧雪ゾーンや細道を駆け降りるラビットロードなどもあります。私が訪れたときは仙台とは次元が違う雪の量に圧倒されるとともに、眼前に広がる真っ白な急斜面を滑り降りることに対して恐怖を感じざるを得ませんでした。いくら初心者用コースといっても怖いものはこわいのです。また、ラビットロードではスピードを出しすぎてコース端の雪の壁に突っ込み、頭が抜けなくなったのも良い思い出です。

新生活サポートセンターのご紹介

 冬の仙台の片隅にはいつも雪が存在します。大学生の日常にも受験や通学、そしてスキーなどの様々な形で影響を与えます。時には不便を感じて鬱陶しく思う日もありますが、雪国ならではの体験を楽しむのも一興です。

 そして、雪国ならではの体験談を聞きながら、新生活の準備もしっかりと進めましょう。ひとり暮らしの住まい探しや新生活用品の購入など、限られた時間で効率的に準備を進めたい方には、新生活サポートセンターへのご来場がおすすめです。現役東北大生の先輩と相談しながら、東北大生としてのスタートを切りましょう!

来場予約はこちら↓↓
https://newlife.u-coop.or.jp/tohoku/sc/flow.php

東北大学に入学したときは、ぜひ仙台の冬を楽しんでくださいね!