みなさん、初めまして!情報科学研究科修士一年の橘優希です。

いよいよ師走に入り、2022年も残りわずかですね〜

何となく寂しい気持ちもありつつ、年末に向けてお祭り気分な空気にわくわくする今日この頃です。

卒業論文に向けて忙しい時期かと思いますが、きちんと食べて寝て、体調にはお気をつけくださいね!

さて、今回のブログは、先日、新生活サポートセンターのLINE@で募集した質問企画の回答編です。フォームへのご回答、ありがとうございました。みなさんからいただいた疑問に加え、先日オープンした新生活サポートセンターに来場してくださった新入院生の方から聞かれた質問にも答えていきたいと思います。

学業面から1つ、生活面から2つ回答します!

  • 授業・研究についていけるか不安です。外部から進学した院生はついていけているのか知りたいです
  • 一人暮らしで月々何にいくらかかるか教えてください
  • 現在加入している生協を脱退するタイミング、東北大学生協に加入するタイミングを教えてください

外部進学の院生は授業・研究どうしている?

同じ専攻領域でも学校によってカリキュラムは異なりますし、院から新しい分野に挑戦する方もいらっしゃいますよね。新しい環境に飛び込むときは、楽しみな気持ちの中にちょっぴり不安もあるかと思います。今回は3人の外部進学の院生の先輩から①学業や研究で苦労したこと②それを乗り越えた工夫を聞いてみました。

・理学研究科修士1年

①学業や研究で苦労したこと

授業の中で前提知識として求められる内容を、前の大学でちゃんと習っていないことがありました。研究については、卒論とアプローチの仕方がかなり変わったので、一から勉強し直す必要があり、最初は大変でした。

②それを乗り越えた工夫

授業に関しては、習っていないことはあったが、院試で勉強した内容がかなり使えましたし、自分が難しいと思うことは内部院生も案外同じように感じているので大丈夫です。

研究に関しては、とにかく色々文献を読むこと分からないことは聞きやすい人にどんどん聞くことが大切だと思います。

・工学研究科修士1年

①学業や研究で苦労したこと

授業については、講義の特徴や難易度がわからないこと、研究については、内部院生は既に研究を始めていますが、外部進学はテーマから決めないといけないことに苦労しました。

②それを乗り越えた工夫

授業に関しては、先輩や研究室の同期などを頼り、とにかく周りと協力しました。

研究に関しては、一人で抱え込まないことが大事。外部進学だからこそ、指導教員とよく話し合って、やることとやらないことを決めると良いと思います。あとは、基本的なことですが、メモを取る、コミュニケーションを取る、院生なので言われたことだけじゃなく自主的に深掘りするとかも大切だと思います。勝ち負けじゃないけど、同期に負けたくないという気持ちも大事かもです笑

・会計大学院修士1年

①学業や研究で苦労したこと

会計大学院の場合は基礎となる授業から受講するので、そこまで苦労することはありませんでした。辛そうな授業は早めに仲間を作って乗り切りました◎

②それを乗り越えた工夫

仲間は本当に大事です。分からないところ、ピンときていないところは先生に聞くことで意欲があると思ってもらえるし、今後やりやすくなると思います!

以上、苦労したこととその乗り越え方について聞いてみました。

みなさん、共通で周りの人に頼ることをあげてましたね。研究室の先輩や同期、授業を一緒に受けるクラスメイト、質問をきっかけに交流が生まれるかも?内部進学組もきっと、仲良くなりたいし、力になりたいと思っています。ぜひ周りを頼ってみてくださいね。

ひとり暮らしの月々の費用ってどれくらい?

ひとり暮らしをするにあたって避けて通れないオカネの話。地域によっても変わるし、来年から初めて一人暮らしという方もいらっしゃるのでは?

あくまで一例ですが、参考にしてみてくださいね〜

家賃:4万円〜5万5千円くらい

⇨地域によって差がありますが、仙台駅に近づくと高くなる傾向があります。

詳しくは来週から始まる住まい特集をお楽しみに。

食費:1万5千円〜3万円

⇨私は自炊派で2万円くらい、外食の人は3万円近くになるみたいですね。お昼に学食を利用する人はミール(学食の年間パスです。大学生協でお取り扱いしています◎)の代金を除くと月々は1万5千円程度だそうです。

光熱費+水道代:1万円〜1万2千円

通信費:9千円

⇨仙台の夏は昼は暑いですが夜は涼しいので、寝る前に窓を開けておくだけでだいぶ涼しくなります。ただ冬は暖房代がどうしてもかかるので光熱費は高くなる傾向があります。

日用品・消耗品:5千円〜1万円

⇨ネットスーパーで定期購入する友人もいます。私は某激安の殿堂やドラッグストアで購入します。ポイントカードを持ち歩けないタイプなのですが、最近はアプリがメインなので助かってます笑

交通費:2千円〜

⇨青葉山キャンパスまで電車で通う場合は交通費がかかります。地下鉄フリーパスもありますので、通う頻度が多い場合は購入を検討してみてください。原付に乗る方はガソリン代で千円程度かかるみたいです

交際費・娯楽費:1万円前後

⇨この項目は個人差が出ますね笑 研究室で歓迎パーティや芋煮会(河原で芋煮という料理を作るイベント)を開いたり、合宿に行くところもあるみたいです。

以上、月々にかかるオカネのお話でした。

節約しなきゃと思うと、真っ先に食費を削りたくなりがちですが、何事も身体が資本なので、食事と休める住環境の維持にはお金を使うのがおすすめです◎

私自身、学部生時代は無茶な食事をしていましたが、お医者さんに「若い今は平気でも、今の食事が10年後20年後の体を作りますからね」と言われてから、食事には気をつけています…。未来の健康が気になるお年頃です笑

みんなで健康に楽しく学生生活を送りましょう!

生協の脱退/加入のタイミングは?

現在、大学に所属している多くの方が通っている大学の生協に加入しているのではないでしょうか?

他大学生協の脱退手続きについては、東北大学生協の加入手続きとは別物となります。現在加入されている大学生協を利用されなくなるタイミングで脱退の手続きをするのがよいと思います。

東北大学生協の加入手続きは、ぜひ新生活サポートセンターに来場されたときにお願いします。忘れがちですが大切な手続きですので、早めに済ませましょうね。

というわけで、質問企画の回答編は終了となります。

みなさんの疑問や不安を少しでも解消できていたら嬉しいです!

また質問企画は開催していこうと思っているので、お楽しみに✨

こんな方におすすめの記事

・学部生と院生の研究生活の違いを知りたい

・院生生活(特に学業)のイメージを高めたい

みなさんこんにちは!今回ふらっとブログを担当するのは、農学研究科M1の原田龍之介です。

今の時期は卒業論文の発表・執筆に向けて研究に時間を割いている方が多いのではないでしょうか。

そんな皆さんに、今回のブログでは大学院の学業生活、特に「学部生の頃と研究室生活がどう変わっていくのか」をお伝えできればと思います!

私の経験や周りの方の傾向をもとにお伝えするので内容とは異なる研究室もあるかもしれませんが、少しでも皆さんの研究室生活のイメージを高めるきっかけになれれば嬉しいです!

①講義を受けることになる

学部4年の頃は講義をほとんど受けていない方も多かったのではないでしょうか?

M1になると再び講義を受講することになり、学部3年までのように講義を受けてレポートを書いたり、テスト勉強をする生活が戻ってきます。

そのため、学部4年の頃のように研究するだけではなく、講義と研究を両立していく必要が出てきて忙しさがマシマシになります。(学部生の頃よりも研究で求められるレベルも高まるので尚更ですね泣)

2年間で必要単位を取れば良いのでM1, M2と分けて履修することも可能なのですが、ほとんどの人はM1で単位を取り切るように講義を履修して、M2では修論のための研究に時間を割いています。

ちなみに、内容が面白い講義や負担が少ない講義などの講義の情報は研究室の先輩が持っていることが多いので、ぜひどの講義がおすすめなのか聞いてみてください!!

②就活との両立をする人が増え始める

学部4年の頃は院試対策や卒論など、研究に関することに時間を割く方が多かったのではないでしょうか?

M1になると、研究だけではなく就活と研究を両立する人が増え始めます。

というのも、M1の夏は就職を考えている人にとって重要である「サマーインターン」が開催される時期になるからなんです。

そのため、講義に研究にと忙しいスケジュールの中、就活にも時間を割く人が増えていきます。

いつ頃就活を始めたのか、研究とどう両立しているのか、一番知っているのは皆さんが所属する研究室の先輩になるのでぜひ先輩に積極的に聞いてみることをおすすめします!

③英語に触れる機会が多い

次に、院生になると英語に触れる機会が増える方が多いです。

例えば講義や国際学会への登壇などで英語に触れる機会が増えていきます。

学部生の頃から国際学会に出られている方は少ないと思うのですが、国際学会は申し込みの案内から要旨の提出、発表までオールイングリッシュなので、必然的に英語を使うことになるんです。

私もこの夏オンラインですが、パリの学会でポスター発表を行う中で英語で要旨を提出したり、ポスターを作成したりしました。

(もちろん提出日の案内も英語で書かれていたんですが、その内容を勘違いしてポスターの提出期限に遅れかけるなんてこともあったりしました笑)

また、実際に国際学会に現地参加している人もかなりの数いて、自分の友人が国際学会で海外に行っている様子をインスタのストーリーに上げているのを見て非常に羨ましくなりました笑

英語を使って研究するのは難しさもありますが、海外に行くチャンスがあったり、日本だけでは得られない視点が得られたりする面白さがあるなと感じます!

④研究室の運営的な役割が増えてくる

これはちょっと余談かもしれないんですが、院生になると研究室の運営をすることが多くなります。

例えば、研究室の後輩に対して実験やゼミの資料作成のサポートを行うことが増えます。

その他にも、研究室内でのイベントの企画であったり掃除当番の作成であったり、お世話役的なことを担う役割が増えていきます。

小さなことかもしれないんですが、個人的には研究室の運営をする必要が出てくることも学部生の時と修士の違いだなあと感じるポイントです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

「院生になると研究三昧」

と思いきや、講義があったり就活があったり後輩のサポートをしたりと意外と研究以外のことに時間を割く必要が出てきます。

一方で、新たな講義を受けたり就活という新たな活動が始まったりと新鮮さを感じられる面もあります。

この記事が少しでも研究室生活のイメージを高めるきっかけになれていたら嬉しいです。

そして、皆さんが楽しく充実した研究室生活を送れることを祈っています!

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

今後も大学院生活や新生活準備についてお伝えしていきますので、読んでいただけると嬉しいです!