こんにちは。理学部物理系2年の清水風花です。
今回は、私の高校生のころの話を書かせて頂いたので、是非、勉強の合間の気分転換にでも使ってください。
○勉強面
私はもともと天文学を学びたくて東北大に決めました。といっても、東北大に決めたのは3年生の夏で遅い方だったのかなと思います。
ただ、東北大に決めてしまってからは、絶対に行きたいという気持ちが強くて東北大一本でした。
学部のうちから天文学に触れられる大学がそんなに多くなかったことと、夏に東北大を見に来た時に仙台の街に魅力を感じたことが大きかったです。
○得意科目:物理、数Ⅲ
物理:身の回りの現象を説明できるようになることが嬉しくて、楽しんで学んでいました。特に高校3年生の時の物理の先生が大好きで、良く授業時間外にお話ししていました。受験勉強においても、その先生に本当にお世話になって、東北大の過去問を10年分以上一緒に解いてもらいました。自分で家で問題を解いた後にその先生のところに持っていって、分からなかったところを解説してもらったり、考え方のコツを教えてもらったりしていました。
数Ⅲ:数学はもともと好きではありましたが、私が勉強に力を入れ始めたのが部活引退後ということもあって、自信を持って得意だといえるのは数Ⅲの範囲くらいだったかなと思います。数学も物理と同様に当時の先生と仲が良かったこともあって、楽しんでやっていました。他の科目についてもそうなんですが、特に数学については、一度解いた問題をその一回きりで終わらせないことが大事かなと思います。問題を解いていると、初見に思えるような問題に出会うこともあると思いますが、大概はそれまでに解いたことのある問題の類題になっているので、「この前解いた問題と同じ考え方だ」ということに気づけるかがカギになると思います。
○苦手科目:科目ではないですが、共テの問題
私は、科目問わず共テの問題に苦手意識がありました。あんまり解いていて面白く感じなかったんですよね…。形式に慣れるというのは大事だと思うので、それなりに数はこなしましたが、基本的には特別な対策はせずに基礎に立ち返ることと、できなかった問題を放っておかないことを意識してやっていました。あと、東北大は結局二次の配点が大きいので、共テ対策に時間をかけすぎないことも大事だと思います。
○生活面
私は、家で勉強することが苦手だったので基本的には外に出ていました。
平日は、朝早く学校に行って、放課後も学校が閉められる時間までは残って勉強していました。私に合わせて早くに起きてお弁当を準備してくれた母には本当に感謝です…。学校がお休みの日には図書館に行ったり、友だちとマクドで勉強したりもしました。
「集中できない環境で頑張ろうとするんじゃなくて、移動に時間をかけても良いから集中できる環境に身をおくことが大事」だと高校の先生が教えてくれて、本当にその通りだなと思います。
○受験前日・当日の過ごし方
受験の時には、母と一緒に仙台に来ました。緊張している私を横に、「久々の旅行気分やわ〜」とのんきな母でした。それくらいの方がありがたかったですけどね(笑)
先生からの受け売りですが、受験当日の持ち物についてアドバイスをしておきます。これまでに一番使い込んだ(参考書でもノートでも)1冊だけを持っていくこと。前日になってできることは、自信を持って本番に望むことくらいだと思います。使い込んだ1冊をパラパラめくって、「これだけやったから大丈夫」という気持ちになりましょう。ここで不安になって、色んな参考書をめくったりして、万が一にも分からない問題に出会ってしまうと余計に不安が膨らんでしまいます。やめといた方が良い。
○併願校
他の大学は受けていません。
幸い前期で合格しましたが、後期も東北大に出願していました。
○最後に
最後に、私が受験勉強を頑張れた理由の一つが、東北大での生活に期待を膨らませていたからなのかなと思います。
モチベーションを保つってすごく難しいことだと思いますが、私はよく、OB・OGの先輩や先生方に「大学生、楽しいよ!」という話を聞いたり、友だちと学校帰りに「大学生になったら、こんなことしたいよね~!」という話をしたりしていました。その時に感じたわくわくが頑張ろうという気持ちに繋がっていたと思います。
東北大での生活は、たくさんの出会いやわくわくに溢れていてとても楽しいです!是非、勉強の息抜きには少し先の大学生活に想いを馳せながら、最後まで頑張ってみてください。