こんにちは,新生活サポートセンターです!

仙台はかなり冷え込んできています。こちらのブログをごらんの皆さんも防寒をしっかりなさって、体調に気をつけながらお過ごしください。

今回は、時間割紹介として経済学部の1年生の時間割を私の当時の経験と現2年生の方の声も参考にしつつお話していきます!最初にメインの時間割や授業について、続いてどのようにして友人関係を広げていったかを紹介していきますので、これを読んで自身の大学生活をイメージする際の参考にしてみてくださいね!

時間割

※授業のある期間のことをセメスターと呼びます。これは長期休みで区切られており、

1年間に2セメスター分講義があります。よって4年生まで8セメスターあります。

印象に残っている授業

 

統計学入門(1年前期必修科目)

高校数学で習った分散、標準偏差などの話から大学数学レベルの知識を用いた統計学まで学ぶことができます。普段身の回りにあるデータ(偏差値など)をどのように算出しているかなども学べるので一部納得感のある講義でした。また経済学部でも2年生、3年生で理系のようなデータ分析のための知識を学ぶ講義を行います。そこでも統計学の知識が求められることが多いです。そのため、理解が難しい部分はありますが、分析手法をきちんと学べるので4年間を通して考えるとおすすめできる講義です。

会計学入門(1年前期必修科目)

簿記と呼ばれる法人(企業)のお金の出入りを記録する方法を学びます。実際に簿記は正式な資格として存在しているのでこの講義を受けた後に資格試験を受けて、取得していた人も何人かいました。普段企業側の立場になることはないので理解は大変ですが、株式発行の仕組みや企業が公表している財務諸表といったものなど少々理解しにくいことを学べるという点では良いかもしれません。

 

経営学入門(1年後期必修科目)

企業経営の際に使われる経営戦略を実際の企業の例に基づきながら解説をしてくれる講義です。加えて、この講義の課題では各回の講義で学んだ経営戦略が活用されている企業について調べまとめるので知識のインプットだけでは終わらない講義でした。普段何気なく耳にする企業の商品展開も戦略の知識を通して学べるので非常に興味深い講義でした。(例:デジカメの技術を医療に応用する→多角化戦略 といったことなど)

友達作りについて

経済学部では対面可能時は経済学部専門のサークルが開く懇親会時間割決めのためのイベントが開かれ、そこで話しかけて友達を作るということが一般的でした。これらのイベントは大勢の人数で行うイベントでもあったため、2021年も積極的に開くことはできませんでした。しかし、2021年頃のコロナウイルスが落ち着いた時期に代替イベントとしてそのサークルが経済学部の学生の1日の過ごし方や講義についての概要を説明してくれるイベントを対面開催していました。そこではLINEの交換も行われ、友達作りも行われてたみたいです。

時間割紹介  経済学部編はいかがでしたでしょうか。

友達づくりについては他の学部にも共通するものが多かったと思います!ただし、経済学部は上記にあるような友達作りの機会を結構提供してくれる方かもしれません。

このブログをきっかけに、志望学部を決めてない方は少しでも経済学部に興味を持ってくれたら嬉しいです!また既に経済学部を志望している方にとっては大学で学ぶイメージができてくれていたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

こんにちは!今回は機械知能航空工学科についてです.私(学部3年生)の体験をもとに,2年生の体験を軽く交えながら,学部の時間割やこれから勉強することについて紹介いたします.

 

1.  時間割の紹介
昨年度の1年生の前期の時間割はこのようなものになります.

 

 

名前の通り,かつては高校の数学Cに含まれていた線形代数であったり,物理A(微積を絡めた力学),物理B(連続体力学,波や振動など),化学A(量子化学),物理D(物理計算のための数学),解析学A(微積や極限など)の基礎を習います.受験までの知識を土台として,新しいことを学んでいきます.

 

2.特徴的な授業の紹介
実は,機械知能航空工学科専門の授業が少なかったりします.基礎学習以外の授業で面白かったものを紹介します!

・数学物理学演習(1年通年)
クラスごとに数学や物理学のより専門的な内容(三角関数からマクスウェル方程式,ラプラス変換まで)を学びます.授業では,出された問題数問を解いて提出していきます.早く授業が進むため,予習をしてから授業に臨んだ方がいいですね.内容もかなり濃いものとなっています.教科書を開いてみるとわかるのですが,扱う内容がとても多いです.私は学部3年生なのですが,今になって習う(復習なのかもしれません)式などもあります.どんどん先取りをしていくイメージになりますので,毎週積極的に予習をして,今後の大学生活で習うことを俯瞰できるようにしましょう!

・創造工学研修(1年後期)
1年後期に開講される,研究室のインターンシップです.工学部の学科関係なく一つテーマを選んで履修をし,研究の様子などに触れることができます.
ちなみにこのブログをまとめている私(現在3年生で当時は対面)は化学バイオ工学科の研究室へ行きました.もちろん化学寄りの内容であり,性能のよい触媒を作るために様々な金属の組み合わせを試してその性能を測定し,傾向を探るといったものでした.当然機械知能航空工学科の学生は私だけで,他の7人のうち建築が1人と他6人は化学バイオ工学科の学生でした.新しい友達とグループとして集まってで意見を交わしながら実験をし,最後にポスター発表をしました.研究の様子や実験の作法,その流れを直接知ることができる良い授業です.
昨年度受けた方(現在2年生で当時はオンライン)によると,ペーパーブリッジ製作の授業を受けたそうで,ケント紙2枚とボンドだけを使って最も強いペーパーブリッジを製作したそうです.普段はオンラインでGoogle Meetをつないで製作の様子を共有したり,それぞれの製作に関して意見を出し合い,最後には青葉山のキャンパスまで行き,みんなが作ったペーパーブリッジの耐久性を競い合ったそうです.とても盛り上がり,楽しい授業だったとのことでした.

・計画及び製図Ⅰおよび Ⅱ(2年後期・3年後期)
機械知能航空工学科ということで,機械を扱う学科であるイメージがあるかなと思います.そんな機械知能航空工学科として授業を受けてきた中で,印象的な授業の1つに製図があります.私(現在3年生で当時はオンライン)の場合は,2年後期が手書きの製図,3年後期がSOLIDWORKSといったCAD(コンピュータによる設計支援ツール)を使った授業になっています.2年のときには,身近なものを図面に書き起こしたり,自分が欲しいものを1から設計したりしました.3年になってからは,回転数や力などの条件に適した設計のフランジ軸継手(回転する2つの軸をつなぎ合わせて,軸の回転運動を別の軸に伝える機構)を図面や3D データとして書き起こしたり,ロボットアームの設計をしたり,テトラポッド状(メタンの構造)のものを固定するものを設計したりします.所属しているコースごとに課題が異なるので,コースの個性が現れます!慣れていないと時間は取られますが,どの課題もやりがいがあって面白いです.余談ですが,このCADのソフトが2021年11月現在はWindowsのみでしか動かないので,パソコンを買うときに注意が必要です.

 

ex) 製図の作品例(計画及び設計Ⅰの身近なものを図面にしたもの)

※表面粗さが足りないと再提出になりました…

 

他にも自然科学総合実験や情報基礎Bなどの科目があります.情報系の授業では,1年時にはC言語でナンプレを,2年時にはカーナビを作ったりしました.今年度からPythonを使用して,プログラムを作成しているそうです!詳しい内容については,ぜひ,電気情報物理学科のコラムをご覧いただき,新生活サポートセンター内にいる学年が低めで皆様と学年が近めである学生スタッフに聞いてみてください!

 

3. 課外活動の目安
自然科学総合実験のある1セメスター(1年前期)が忙しいため,自動車免許の取得などは夏休みや2セメスターのうちにとることをおすすめします.また,機械知能航空工学科はクオーター制(4学期制)をとっているため,同じ授業が週に2回あったりして,課題が多くなったりします.ただ,その分,内容を忘れる前に次の授業を受けられたり,忙しい時期が1年間,さらに半年の間でも分散していたりします.学年が上がるとクオーター制を取っている科目が多くなります.ぜひ入学前にシラバスなどを眺めてみてください!!