みなさんこんにちは!
経済学研究科修士2年の髙橋です。

研究室から家に帰る夜道が
肌寒い季節になってきました。

仙台は肌寒すぎる季節です。笑
体調に気を配り生活していきましょう🏃

さて、今回は、外部から東北大学院に
進学した先輩から、新生活準備に関する
あれこれをインタビューしてみました。
答えてくれたのはこちらのおふたり!


Aさん:
青葉山キャンパスにある工学研究科で
プラズマに関する研究をしています。
出身は宮城ですが、実家が大学から
遠いため、今は一人暮らしをしています。
よろしくお願いします!


Bさん:
こんにちは!
私は片平キャンパスにある経済学
研究科に所属していて、主に会計学の
研究をしています。出身は福島です!
よろしくお願いします!


今回は新生活準備をテーマに、
リアルな声をインタビューしちゃいます!
ぜひ、お楽しみください✨



お部屋探しについて


髙橋:
では、よろしくお願いします!!
おふたりは2022年4月に入学とのことですが、
いつ頃から新生活準備をはじめましたか?


Aさん:
僕は10月下旬からお部屋探しをはじめました。
11月上旬に1度不動産屋に行って仙台の土地勘を
把握し、最終的に11月下旬
新生活サポートセンターでお部屋を決めました。


Bさん:
私は受験期から息抜きで仙台の物件を見て、
受験のモチベにしていました!笑 実際に
お部屋を決めたのは12月初旬くらいですね。


髙橋:
なるほど、秋から冬のはじめには物件を
決めていたんですね。おふたりは、お部屋
探しをするうえでのこだわりってありましたか?


Aさん:
キャンパスとの近さを圧倒的に大事にしてましたね。
僕の研究室は青葉山キャンパスなんですが、
毎日通うようになる研究室と近い方が、
あらゆる面で便利かなあと思い、
キャンパス近くの物件に決めました!


Bさん:
私もキャンパスとの近さは重視してました!
普段片平キャンパスに通学しているのですが、
徒歩で通えるのはとっても楽です。
あと、私はセキュリティ面も大切にしていて、
2階以上かどうか / オートロックかどうか
なども大切にしていました。

このような条件でお部屋を探して、
インターネット無料の物件を見つけられて、
コストも抑えられたのでラッキーでした👏


髙橋:
おふたりともキャンパスとの近さを
重視していたんですね!ということは、
移動手段は徒歩のみ、という感じですか?


Aさん:
研究室への行き来は基本徒歩です。
買い物をする時は、
仙台駅へ地下鉄で行くか、
八幡エリアにあるスーパーへ散歩がてら
歩いていきます。
青葉山キャンパス付近に住むと、
必然的に地下鉄駅も近くなるので
徒歩と地下鉄を併用できていい感じです🚇


髙橋:
周りのご友人も、キャンパス近くに住んで、
移動手段は徒歩という感じですか?


Bさん:
私の周りだと比較的多いですね。
片平キャンパス付近に住んで徒歩で通学するか
仙台駅付近に住んで自転車で通学するか
という方が多い印象です。
片平キャンパスは青葉山キャンパスと違って
少し地下鉄が遠いので、
徒歩や自転車、バスを使う人が多いと思います🚲


Aさん:
僕の周りだと、
キャンパスとの近さを重要視するって人はあまりいないですね。
青葉山キャンパスだと、原付で通学する人が結構いるので、
原付移動ができる方は
そこまでキャンパスとの距離を気にせず家を決められそうです。


髙橋:
お部屋探しやお引っ越しで、うまくいったこと、
もしくは失敗したことなどはありますか?


Aさん:
どういう基準で家を選ぶか、
あまり決められていなかった印象がありますね。。
もちろんキャンパスとの近さは重視していたんですけど、
そのほかの条件や、一人暮らし物件が空く時期、
埋まる時期といったタイムスケジュール
把握しておけば、もう少し効率的に
お部屋を決められたかなあ、とは思います。

Bさん:
早い段階から部屋を探し始められたのは
よかったと思います!年明けになると、
学部生の方もお部屋を探し始めて
希望の物件が無くなってしまうことが多いので。

髙橋:
最後に、おふたりは院生になってから
初一人暮らし、とのことですが、
ずばり!仙台での一人暮らしはどうですか?


Bさん:
とっても満喫してます!!笑 
一人暮らしならではの自由も味わいつつ、
定期的に家族とも連絡をとっているので
そこまで寂しさも無く過ごせています。


Aさん:
僕も基本的に楽しめてます!
ただ、帰省すると、
実家のありがたみをすごく痛感しますね。。笑


さて、今回は、
大学院から東北大に進学した先輩に、
新入院生のお部屋探し事情について
インタビューをしてみました。
次回は食生活や学業事情、
就活事情について聞いちゃいます!

次回も、お楽しみに!

みなさんこんにちは!今回このふらっとブログを担当するのは工学研究科修士2年の木舩一輝です。

大学院の入試も一段落し、少しずつ卒業研究に取り組み始めている頃ではないでしょうか。そんなみなさんに、今回は「大学院での学業」についてお届けしていこうと思います!

一口に学業と言ってもその内容は多岐に渡ります。その中でも今回は「研究生活」について私の実体験も含めて紹介していきます。

大学院での研究生活

学部での研究と大学院での研究はどんな点で異なるでしょうか。もちろん、研究活動には画一的なカリキュラムや決まった進め方などはないので研究室や個人によって異なってくる要素は多いですが、私は次のような違いがあると思います。

深まる専門性と研究計画

大学を飛び出して学ぶ機会

成果を発信する場

 

深まる専門性と研究計画

言わずもがな、大学院ではより深く自身の研究を掘り下げていくことになります。

私は工学研究科の航空宇宙工学専攻に所属しており、人工衛星に関する研究と開発を行っています。

写真は東北大学とALE(株)によって開発された人工流れ星衛星ALE-1(左)とその衛星を載せて2019年に打ち上げられたイプシロンロケット(右)です。私はこれらの人工衛星の姿勢制御に関する研究を専門としており、学部時代から取り組んでいます。

大学院から東北大学に進学される皆さんの中には、ガラッと専門分野を変えて研究に取り組む方もいるのではないでしょうか。まったく違う分野に飛び込んでいくのは不安も大きいかと思います。

そんな中で重要になるのが研究の計画だと私は考えています。大学院生活は2年間ありますが、意外とあっという間に過ぎ去っていきます。私も4ヶ月後に修士論文の提出が待っているので、今から震えています。

この2年間どう過ごすか?単位の取得や就職活動とも平行して研究していくにはどのような計画が必要なのか?

詳細な計画を立てる必要はないですが、前期後期でそれぞれ何に取り組むかなど大雑把にでもイメージを持つことが重要だと思います。自分ひとりで考えるだけでなく、研究室の同期や先輩、教授たちとすり合わせをしていくことで、より現実的な研究計画を立てることができると思います。

大学を飛び出して学ぶ機会

大学院での研究生活の中では、大学を飛び出して試験を実施するような機会も増えていきます。

実は今この文章を書いているのは福岡県小倉市のホテルの一室なのですが、ちょうど私も人工衛星の試験で九州工業大学を2週間ほど訪れています。

九州工業大学には超小型衛星試験センターという施設があり、宇宙環境を模擬した環境で試験を行うことができます。24時間体制で衛星を見守り続ける必要があるのでなかなか大変ですが、部活の合宿のようで楽しいです。

交通費や宿泊費は大学から支給されます。休日は少し足を伸ばして観光することもできるので、学びだけでなく研究の息抜きにもなります。

他にも私の友人では地質調査で全国を回ったり、漁船に乗って実際に漁を行うなんていう機会もあるみたいです。

普段は研究室にこもって研究活動をすることが多いですが、こんなふうに大学を飛び出すイベントもあるので、ぜひ研究室の先輩に聞いてみることをおすすめします!

成果を発信する場

研究成果が増えてきたら、それらをまとめて発信する機会も大学院では増えていきます。

研究成果を発信する場として代表的なものが「学会での発表」「学術誌への投稿」です。

学会ではまだ完了していない研究内容を発表し、そこで学会参加者からフィードバックをもらうことが主な目的となります。フィードバックをもとに研究を進め、完了した研究内容を論文にまとめ、学術誌に投稿する、という流れが基本的になります。

学会には論文提出の締め切りが存在するが、学術誌は通年で投稿を受け付けているものが多い、という違いもありますね。

学会発表や投稿までの流れは学会や学術誌によって異なりますが、私が参加を予定している学会では以下のような流れで進んでいきました。

 

フォーマットに従って論文作成(二段組、6ページ)

共著者に確認を取り、論文提出

論文査読

査読でのフィードバックを反映して論文を再提出

学会発表

 

他にはアブストラクトだけを提出して査読してもらい、その後論文提出という流れの学会も存在するようです。

研究の背景、手法、結果、考察を6ページにまとめるのは大変でしたが(オーバーすると数万円の追加料金…)、査読の結果学会での発表が受理されたときはとても嬉しかったです!

学会の発表はオンラインと対面のハイブリッドで開催するものが多いようです。私はまだ対面での学会の経験がないのですが、対面の学会に参加した先輩の話を聞くと、実際に会って話すことでより活発に議論を交わすことができるので、多くの気づきを得ることができるようです。

対面で開催の学会に現地で参加する場合は研究室から交通費や宿泊費を支援してくれることが多いようです。これも研究室によってルールが異なると思うので、研究室の教授や先輩に聞いてみてください!

 

まとめ

今回は大学院の研究生活について焦点を当てて紹介してきました。

みなさんの大学院での研究のイメージが少しでも鮮明になれば幸いです。

今後も大学院での生活などについて発信していきますので、研究の合間などにぜひ目を通してみてください!