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はじめに

みなさんこんにちは!皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
先日は記録的な寒波が到来しましたが、仙台も一面雪景色に包まれていました…

今回ふらっとブログを担当するのは、修士2年の木舩です。この記事を読まれている皆さんは卒論執筆の真っ只中かと思いますが(提出が早い学部の人は既に終了しているのでしょうか)、私も絶賛修士論文と格闘中です。

そんな皆さんに!今回は仙台での春からの暮らしが待ち遠しくなるような、そんな情報を発信していきたいと思います。

先週までは仙台でひとり暮らしを始めるおすすめの地区とその特徴について紹介してきましたが、今回のテーマは「四季と仙台」です。季節折々の仙台とその周辺地域でのイベントやおすすめスポットについて私の経験も交えつつ、紹介していきます。

お花見

東北地方では、桜の開花が他の地域よりも遅く、仙台でも4月中旬~下旬が見ごろの時期となります。西日本出身の自分は「入学式の時期にもしっかり桜が咲いている・・・」と衝撃を6年前に受けました。

仙台市は市内に大きな公園が点在しており、大町西公園や榴ヶ岡公園、錦町公園など、多くの公園で花見が開催されます。桜だけでなく屋台もあるので、新しい交友関係作りにはもってこいのイベントです。

少し足を延ばして、白石川堤一目千本桜を訪れるのもおススメです。「さくらの名所100選」にも選ばれている名勝地で、白石川沿いに桜が咲き誇っている景色は圧巻です。

三陸花火

「春に花火?」と思われるかもしれませんが、東北の三陸地方では毎年春と秋に大規模な花火大会が実施されます。日本中から集まった花火師による花火はもちろん圧巻なのですが、花火の前にも多くの催しが企画され、東北地方の文化や伝統に触れることができます。

岩手県の陸前高田市で開催されるのですが、仙台駅からのシャトルバスも整備されているので、アクセスもしやすいです。とにかく百聞は一見に如かずなので、足を運んでみてほしいです!!

仙台七夕まつり

皆さん、七夕と言えば何月を思い浮かべますか?多くの人は7月と答えるかと思いますが、仙台の七夕まつりは8月に開催されます。例年200万人以上の人が訪れる大規模なお祭りで、東北の三大祭りにも数えられています。

お祭り期間中に街中に現れる巨大な七夕飾りも見どころですが、個人的には七夕まつりの前夜祭として執り行われる花火がおススメです。この花火、打ち上げ場所が東北大学の川内キャンパスなのですが、当日は東北大学生のみキャンパス内に入ることができるのです。この特権を使ってぜひ大迫力の花火を楽しんでください!

芋煮

芋煮とは、東北地方(主に宮城や山形)の伝統行事で、河原に集まって鍋を食べるというものです。その名の通り芋を中心に鍋は構成されるのですが、宮城はみそ、山形は醤油と味付けがことなるようです。その他にも野菜や肉をいれて作っていくのですが、「これ豚汁では?」とは口が裂けても言ってはいけません。

芋煮の時期になるとコンビニで薪が販売されたり、スーパーで芋煮用の鍋が貸し出されたりと、地域に根ざしたイベントになっています。芋煮を企画する研究室も多いと聞くので、機会があれば是非参加してみてください。

紅葉

秋といえば紅葉の季節ですよね。宮城県では毎年10月下旬ころから少しずつ色づき始めて、11月上旬から中旬にかけて見頃になってきます。仙台の市街地でも紅葉を楽しめるのですが、宮城県内の温泉郷での紅葉狩りが個人的にはとてもおすすめです。

秋保、作並、鳴子・・・と多くの温泉街が宮城県内にはあります。鳴子温泉街は特に有名で、渓谷に広がる紅葉は圧巻です。仙台市街地からはJRでのアクセスが可能です。地元の友人が仙台を訪れる時など、ぜひ足を運んでみてはどうでしょうか。

イルミネーション

みなさん「SENDSAI光のページェント」をご存知でしょうか。仙台市内にある定禅寺通りで毎年冬に開催されるイルミネーションで、大きな街路樹にたくさんの電飾が飾り付けられ、街を彩るイベントです。「ヒカペ」などと略されることがあります。

数十万個もの電飾が飾られているのですが、その中にひとつだけ赤色の電飾があるようです。それを見つけたカップルは永遠に結ばれるという都市伝説がまことしやかに囁かれています。定禅寺通りは東北大生の生活エリアである八幡や国分町からもほど近い場所に位置しているので、ぜひ足を運んでみてください。

おわりに

今回は四季ごとの仙台でのイベントについて紹介してきました。

「仙台は観光地が少ない」と言われることがありますが、一方で四季折々の素敵な行事が目白押しです。仙台市内の近場で楽しめるものから、少し足を延ばして出かけるのに最適なものまで、多くの仙台の魅力をぜひ堪能してみてください!