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こんにちは!新生活サポートセンターです。

本格的に受験シーズンとなってきましたね。模試の結果などで一喜一憂してしまうこともあるかと思いますが、悔いの残らないように残りの日々を過ごしてくださいね!

さて、一人暮らしを始めるのを楽しみに受験勉強を頑張っている方も多いのではないでしょうか。私もその一人で、よく勉強の息抜きに「東北大_お部屋さがし」でネット検索していました(笑)

みなさんそれぞれに「理想の一人暮らし」があると思いますが、お部屋さがしをする際、どの東北大生にとっても重要となるポイントがあります。それは「通学のしやすさ」です。

授業はもちろん、図書館で自習したり、部活動やサークルに参加したり、学食を利用したり…といった感じで、大学と家を行き来する回数は意外と多いものです。

そこで、今回は「通学のしやすさ」という視点からお部屋さがしのポイントを紹介したいと思います。

このブログを読めば東北大生と同じくらい、もしくはそれ以上に東北大生の暮らしについて知ることができるはずです。

東北大生の居住エリア

ずばり、ひとり暮らしの東北大生が主に住んでいるエリアがこちらです。

(新生活サポートセンターでは東北大生が主に住んでいる場所を8個の地区に分類しています)

青葉通一番町駅を中心として半径2km圏内といったところでしょうか。意外と広範囲ですね。

これでは「こんなにたくさんの地区があったら結局どこに住んだら良いのかわからない!」「答えになってない!」という声が聞こえてきそうです。

というわけで、ここからは「あなたにとって通学しやすいエリア」を絞り込む方法をお伝えしたいと思います。

(ちなみに、新生活サポートセンターでは東北大生が多く住んでいるエリアのお部屋を紹介しています。紹介している物件は 検索サイト https://sumai.tohoku.u-coop.or.jp/result_building/?type_id=1&pref[]=4&mt=1&re_min=1&re_max=10000000000&ar=0&ag=1&pa=1&to=1

で見ることができますので、気になる方は是非ご覧ください。)

お部屋をさがす前に考えて欲しいこと

通学のしやすさを重要視される方には、お部屋をさがす前にやっていただきたいことがあります。

・キャンパスについて把握する

・通学手段を考える

この2つです。

  1. キャンパスを把握する

東北大学には4つのキャンパスがあり、それぞれ離れた場所に位置しています。このため、自分が通う事になるキャンパスについて把握しておくことは必須です。

また、次の章で詳しく説明しますが、一般教養科目(東北大では全学教育科目と呼びます)と学年が上がるにつれて増えていく専門科目とでキャンパスが異なります。キャンパスが変わり引っ越す人もいますが、初めからキャンパスが変わることを考慮してお部屋を探したり、通学手段を変えたりして対応している人が多い印象です。

  1. 通学手段を考える

東北大生が使っている通学手段は、主に「徒歩」「自転車」「地下鉄」「原付」です。(学部生は駐車場を借りられないので車では通学できません。)

それぞれ一長一短なので、自分の利用したい通学手段(または利用したくない通学手段)を決めておくのがオススメです。

メリット デメリット
徒歩 天候に左右されない 住む場所がキャンパス周辺に限られる
自転車 キャンパスから離れていても通学が楽、買い物にも便利 雨や雪の日は使いにくい

場所によっては坂が急で大変

地下鉄 キャンパス近くに駅があるので楽に通学できる 交通費がかかる

時間が限られている

原付 遠くても時間を問わず移動できる 雨や雪の日は使いにくい

免許が必要

ここで、キャンパスと通学手段について、私の例を出しておきます。考える時はここまで細かくなくて大丈夫ですが、なんとなく大学生活全体をイメージしてみるといいと思います。

Tさん(工学部)の4年間

キャンパス 通学頻度 通学手段
1年 川内 週5 自転車(雨天時は地下鉄)
2年前期 青葉山

川内

週2

週2

地下鉄

自転車(雨天時は徒歩)

2年後期 青葉山

川内

週4

週1

地下鉄(定期)

地下鉄(定期)

3年 青葉山 週5 地下鉄(定期)
4年前期 青葉山 週0〜1 自転車+徒歩
4年後期 青葉山 週1 地下鉄(定期)

この表から、天候やキャンパスによって通学方法を変えていることがわかっていただけるのではないでしょうか。

ちなみに、4年前期はコロナで大学に行く機会が少なかったので、運動不足解消も兼ねて公共交通機関を使わずに通学していました。川内まで自転車、そこから青葉山キャンパスまで25分くらい歩いていました。なぜ青葉山キャンパスまで自転車に乗らないのか?これも次の章で説明します。

キャンパスごとに詳しく紹介

ここからはキャンパスごとに詳しく紹介していきます。

○川内キャンパス

全学教育科目が2年生くらいまで行われるため、全学部が最初に通うキャンパスになります。

理系の人はキャンパスが変わりますが、文系学部の人は4年生までこの川内キャンパスで過ごすことになります。

地下鉄東西線の川内駅または国際センター駅が利用できるため、八木山や駅東に住んでいる人は地下鉄通学をしています。

それ以外の地区であれば、徒歩や自転車で通学している人がほとんどです。

○青葉山キャンパス

工学部・理学部・農学部の専門科目の講義が行われるほか、多くの研究室があるキャンパスです。

学部・学科によりますが、2年生くらいから本格的にこの青葉山キャンパスに通うことになります。

地図上では川内キャンパスと近いように見えますが、実はこの2つのキャンパス間でかなり高低差があります。

川内キャンパスから青葉山キャンパスまで普通の自転車で登るのはほぼ不可能です。(実際にやってみたことがありますが、早々に降りて20分以上自転車を押し続けなければなりませんでした。)

電動自転車、クロスバイクなどであれば少し大変ですが登ることは可能です。

交通費はかかってしまいますが、地下鉄東西線の青葉山駅を利用すれば楽に通学できます。

地下鉄の駅から遠い地区に住んでいる人は原付で通うのが一般的ですが、道路が凍結したりするので冬は少し難しいかもしれません。

ちなみに、東北大生は青葉山キャンパスに行くことを「登山」、青葉山キャンパスから帰ることを「下山」と言います。よく使うワードなので、この機会に覚えておくと便利です。

○星陵キャンパス

医学部・歯学部の専門科目が行われるキャンパスです。

先ほど紹介した川内キャンパス・青葉山キャンパスに通う人が住むエリアは多岐にわたっていましたが、

この星陵キャンパスにはキャンパス近くに住んで自転車や徒歩で通う人がほとんどです。

最寄り駅は地下鉄南北線の北四番丁駅になります。

○片平キャンパス

このキャンパスには研究所が集まっており、理系の一部の人は研究室配属の結果によっては3、4年生からこのキャンパスに通学することになります。

最寄り駅は地下鉄東西線の青葉通一番町駅、地下鉄南北線の五橋駅ですが、地下鉄を利用せず徒歩や自転車で通う人も多いです。

・まとめ

文系は川内・八幡・三条あたりに住んで、4年間徒歩や自転車で通学する人が多いです。

理系は川内・八幡・三条あたりに加えて八木山に住んでいる人が多く、住むエリアやキャンパスの変化に合わせた通学手段をとる必要があります。

医系は星陵キャンパスのある柏木やその周辺エリアに住み、徒歩や自転車で通学する人が多いです。

もちろん、通学のしやすさだけではなく買い物のしやすさや家賃なども考える必要があるので、ここで紹介した通学しやすいエリアとは別の所に住む人も多くいます。ぜひ、仙台の地図を見ながら、どのエリアに住みたいか考えてみてくださいね!